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2026.9.25

Lawn Bowlの形は地球と同じ!?

ボウルの形は扁平回転楕円体

ボウルの形は、幾何学的にはオブレート・スフェロイド(Oblate Spheroid/扁平回転楕円体)と呼ばれます。
Spheroidというのは、球(Sphere)から派生した言葉で、楕円形をその対称軸を中心に一回転させてできる立体を指します。
地球も実は完全な球体ではなくて、自転遠心力の影響で赤道近くが長くなった回転楕円体であり、回転方向から見て左右側がつぶれているということで扁平回転楕円体と呼ばれます。つまり、ローンボウルズのボウルは地球の形状と同じ分類になるんです。

ただし、これではローンボウルのバイアスは生まれません。地球を赤道に沿って転がすとまっすぐ転がって、北極側にも南極側にも曲がらないことになります。

では、なぜボウルは曲がるのか

ボウルを回転方向と垂直に半分に切った断面は上の図のようになります。接地点(図ではContact Point With Green)となる回転方向の直径が最大になるところ(最大外径)の位置に対して重心の位置(図ではCentre of Gravity)が片側(図ではSmall Discと書いてある右側)に偏っており、これによりバイアス側に倒れる力が働くことになります。これがボウルが曲がるバイアス効果の元になります。

ボウルの投球直後は、ジャイロ効果(回転している物体が自転軸の向きを保とうとする性質)によって、バイアス効果に逆らって直進性を維持してほぼまっすぐに進みますが、ボウルのスピードが落ちてくると、ジャイロ効果が弱まり、バイアス効果が上回ってバイアス側に曲がっていきます。

つまり、ローンボウルズのボウルは、地球と同じ扁平回転楕円体という形状に分類されるが、それだけではなくて、回転方向から見た重心位置が最大外径位置とずれている特殊な形状であり、通常「重心が片側に寄った偏心球」と表現されるボウルの形状は正確には、「重心が最大外径位置に対して片側に偏った特殊な扁平回転楕円体」といえるでしょう。

参考情報

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